「冬にやっておくと春がラク!」 冬眠準備:自転車編
- 魔女さま

- 1 日前
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冬のあいだにちょっとだけ手をかけておくと、春のスタートが驚くほどスムーズになります。雪国ならではの“やっておくと得するポイント”を、ぎゅっとまとめました。

洗って乾かす→サビ防止の油をさす/注油
泥や道路の砂ぼこりなどが付いたままだと錆の原因。まずは乾拭きで汚れを落とす。
チェーンやギア、ケーブル、ペダル軸など、金属の可動部には自転車用の潤滑油を薄く塗布。錆予防と動きの確保に役立つ。塗りすぎ注意、余分な油はきちんと拭き取る。
タイヤの空気圧チェック・適正化
冬の空気は収縮するので、タイヤは空気が抜けやすい。保管前に適正圧まで空気を入れておくと、タイヤやリムのダメージを防げる。
可能なら「ホイールを地面から離す」保管(壁掛け、自転車フック、スタンドなど)が望ましい。
カバー or 雨・湿気対策 / 室内保管
雨ざらし・雪の中で放置するのはアウト。できるだけ屋根のある場所で、湿気と直射日光を避けて保管。ガレージや倉庫、屋内物置が理想。
屋外しか手段がないなら、防水かつ通気性のある専用カバーを使う。ブルーシートや安いビニールは避けること。また、車両の下が、土や砂利の場合は、湿気が多いので板などを敷いて対策をするとよりOK。
電動自転車ならバッテリー対策も
電動アシスト自転車は、バッテリーを外して室内保管するのが基本。寒さ・温度変化でバッテリーの劣化・寿命低下を防げる。
ホイールや変速機などのチェック
チェーンやギアだけでなく、変速機、ブレーキケーブルなどの可動部に注油を。乾燥や湿気で固着や錆びが起きやすいため。
フレームやボルト、ネジ部などにサビの予兆がないかチェックし、防錆スプレーなどで軽くガードするのも手。
春になって雪が溶けたら、気持ちよく走り出すために、冬のひと手間が、春の最初の一漕ぎ軽くしてくれます。あなたの相棒が元気にシーズンインできるよう、ぜひ冬眠準備をしっかり整えてあげてください。

2025.12.5

