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冬は走行距離が短くなる?電動アシスト自転車のお話

── 寒い季節こそ“ひと工夫”で航続距離を守る!──

雪が降るまでは、寒くても自転車で行動したい方は多いのではないでしょうか。

電動アシスト自転車の場合、冬になると「走行距離がいつもより短い…」と感じる方が一気に増えます。これはバッテリーの性質上、気温が低くなると電圧が下がり、アシスト力が落ちやすいため。でも安心してください。いくつかの対策をするだけで、走行距離はしっかり伸ばせます。

以下、今日からすぐできる“冬の距離ロス防止テクニック”です。


① バッテリーは“室内保管”で!

寒さはバッテリーの天敵。自転車に付けっぱなしで屋外に置くと、それだけで走行可能距離が減ります。帰宅したら外す → 室内の暖かい場所に保管。これだけで性能の落ち方が全然違います。

バッテリーは室内保管で!
バッテリーは室内保管で!

② 出発前に“あたため充電”をしておく

気温が低いままのバッテリーを使うと、最初からパワーが落ちます。室温まで戻してから装着、もしくは軽く暖められた室内で充電するとベスト。(もちろん加熱器具で直接温めるのはNG!)

③ タイヤの空気圧を冬仕様に調整

空気が冷えるとタイヤは自然と“へこみ気味”になります。空気圧が低いと転がり抵抗が増え、アシストの消費も増加。こまめに調整するだけで走行距離が伸びます。

冬こそしっかり空気圧管理!
冬こそしっかり空気圧管理!

④ 走り方を少しだけ変える

冬はバッテリーに優しい走り方を意識したほうが距離が伸びます。

  • こぎ出しは軽いギアでゆっくり

  • 急な力任せの漕ぎ出しは避ける

  • アシストモードは“強”ばかり使わない

この3つは効果大です。

⑤ チェーン・タイヤのメンテは冬こそ重要

チェーンが汚れて抵抗が増えると、アシストに余計な負荷がかかります。チェーンの注油と清掃は距離アップに直結。冬場は路面が湿っぽく汚れやすいので、いつもより少しこまめに。

⑥ バッテリーの劣化具合を点検しておく

「去年の冬より走らない…」という場合は、バッテリーの劣化チェックをおすすめします。

まとめ:冬でも走行距離を確保できる!

冬の電動アシスト自転車は、バッテリーの特性でどうしても距離が落ちやすい時期。

ですが、保管・空気圧・走り方・メンテナンスこの4つを意識するだけで、走行距離はしっかり確保できます。

「いつもより減りが早いな?」と感じたら、ぜひ今回の対策を試してみてください。あなたの冬の通勤・通学・お買い物が、ぐっと快適になりますよ♪


                                   2025.12.13

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